エスエフまわりのほげほげ

人生迷走中~SF、科学、映画、漫画とか色々備忘録

アストロノート

なんだか忙しいけどせっかく始めたブログをほそぼそ続けたい、スポっ子です。

 

先週、宇宙飛行士の毛利衛さんの講演会に行ってきました。

内容は宇宙と言うより、これからの地球のこと。

地球環境、そして後進の指導などに力を入れられてるなーと。

もちろん宇宙からの目線です。

最後の質問受け付けのコーナーで高校生から、

将来の夢は毛利さんのような宇宙飛行士になりたいけど、どうしたらよいですか?と聞かれ、、

君は宇宙飛行士になって何がしたいの?

僕のようになりたいって、それはずいぶん古い夢だよ。

宇宙ステーション(実験施設)は、これから無くなるし、

2035年にNASAが火星を目指すと言ってる。。君は火星を目指すくらいの夢を持たないと!

ですって。そーだそーだ。優しくも厳しくて現実的。

地球が美しいのは毛利さんが教えてくれた。

これからの若者はもっと外へ。。。

地球がダメになった時、一歩でも可能性を求めて外に行けるように、

そのまた後進への道しるべを作ってもらいたい。

あたしたち世代は少しでも長く、地球環境が人類が生きれるように、

出来る範囲で何かするしかないわね。

 

てなことで、今回は今年公開された『インターステラー』ご紹介。

こんな地球になる可能性もあるってこと。

おそらく時代は今から50年くらい未来の話と思われる。

地球温暖化による水不足、疫病の蔓延、 食物不足。

狂い始めた地球システムはもう元には戻らない。

人類が生き残るため、地球の外へ向かう勇敢な宇宙飛行士と地球に残されたその娘の話。

 

インターステラー [Blu-ray]

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5次元、重力場ブラックホール相対性理論ウラシマ効果ニュートンの第3運動法則、さらにマーフィーの法則まで。

ワクワクが止まらない!

物理に基づく超現実的なサイエンスフィクションで、説得力ある理論と映像と愛と信念と。

圧巻の1作。

こういうのこそ、映画館で観ないと。

 

穏やかな夜に身を任せるな

老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に

怒れ 怒れ 消え行く光に

 

年だとか、何だとか、言い訳ばかりせず、最後まで命を燃やせ。最後まで諦めるなー

てな。身に染みる。

ボロボロになるまで頑張りましょう、死ぬまで。何にせよ。

 

もひとつ、毛利さんの話。

アポロが月に行った時、アメリカが、とか、ソ連がとか、

軍事とか優越感とかなく両国に関係ない人々も一様に喜んでいたのを不思議に思っていたそう。

何故、人が月に行ったのが嬉しいのか、、、

それは人が生きていける可能性が広がったからじゃないかと。

 

インターステラーの監督、クリストファー・ノーランは最近の人、

子供はみなスマフォを見たりして下を向いて過ごしてる。

小さな箱の中ばかり覗いて、それが世界の全てだと思ってる。

空を見よう、広い宇宙がどうなってるか想像を膨らまそう。

そういう思いでこの映画を撮ったそう。

 

もし何かが起こった時、起ころうとした時、

慌ててことを起こそうとしてももう遅い。

多様性や答えのないことを考えるのもとても大事なこと。

 

#3次元蟻になれるよう、努力しとかないとだわね

 

 

 

 

 

 

 

 

アール

本日面接でしたが、仕事がPythonでなくR言語という統計分野のマニアックな言語だったんで焦ってるスポっ子です。

さっそくマニュアル買いに走りました。

 

統計学といえば数学。

あてくし数学科卒なんですが、授業でならったこと全然覚えてないという体たらく。

ああ。情けない。

 

さて今日は数学者が出る好きな映画をご紹介。

ぼくとつとした素朴な青年が天才数学者であったという。

『グッド・ウィル・ハンティング』

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掃除中に難問を解くシーン、、まったく!

ひーひー言って問題を解いてた身には、正直・・うらやましい。

心の傷を癒してくれる教授とのふれあい、

理解してくれようとする友達との別れ、未来への旅立ち。

憧れと苦しさと、、彼の行く末が幸せであって欲しいと思う、そんな映画。

 

実際の数学者をモデルにしている映画といえば、『ビューティフル・マインド

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うちの大学にもノーベル賞を取った人に影響を与える理論を確立した、

お爺さん教授がいたんだけど、いっちゃってる人はやっぱ 違う。

みんなと居ても、授業してても、質問しても、、、一人だけの世界にいるんですよ。

そこだけ空気が穏やかで異空間から交信してくる感じ。

 

ビューティフル・マインドのジョン・ナッシュは統合失調症に苦しんでいたけど、

天才と何とかは紙一重というように、

普通の人が普通のことを考えていても、ブレイクスルーは出来ないと思うんです。

突然変異なのか特性なのかギフトなのか。

とにかく尊敬を覚える映画です。

最後は穏やかに後進の指導にかかわってるとこなんか、涙ものですわ。

 

#しかし主人公2人ともゴツイ。。実際あんなゴツイ人は数学科にはいない。

 

ガイ・リッチー

女子だけで忘年会しましょう。との誘いがありゾワってるスポっ子です。

何故、女だけってのにこだわるのか長年の謎です。

 

さて、先週末はガイ・リッチー監督の新作『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』を観てきました。


映画『コードネーム U.N.C.L.E』特報【HD】2015年11月14日公開 - YouTube

レトロな雰囲気に男同士のライバル関係、カメラワーク、カーアクション。車もえ。

さすが相変わらずオサレで楽しい映画でした。

今どきのハイテクを使った映画ももちろん好きだけど、

この映画の中で見せる、この時代ならではの両国の技術力の違いによるガジェットの差も楽しかった。

肩肘はらず軽い感じで観れるのもよい!

音楽もセンスよくてサントラ欲しくなりました。

 

忘れもしない1999年。

リッチー監督の初ヒット作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を観た時のワクワク感を思い出しました。

レトロな雰囲気がただようイギリスの片田舎でくすぶってる悪友4人と

悪党たちのドタバタしたクライム劇。

最後まで目を離せない、どんでん返しもあり最後までうまく出来てて大団円。

音楽もよかった。サントラ買ったもの。

 

その後、『スナッチ』『シャーロックホームズ』と男の友情にこだわってきた監督だけど、ロックストックの頃のガイ・リッチー作品のよさに戻ってきたような。

ちょっとレトロで泥臭くて、スタイリッシュ。

コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』、今後シリーズ化して欲しいものです。

 

#主人公、どっかで観たことあると思ったら新スーパーマンでしたー

#女たらしのナポレオン・ソロ役の方が当たり役だわね。

 

ロケット

ロケットというだけで下町ロケットを見始め、まんまと人間ドラマにはまってしまったスポっ子です。

 

1部最終回、ロケット打ち上げられてよかったです。

宇宙ロケットが打ちあげられる時の中継、何度か見てますが、

あのエンジンが、プルプル震えながら轟音と共に空へ消えていく感じ。

とっても好きです。

ネジ1本、なくてはならない技術の結晶である部品ですもの。

ロマンを感じます。

 

いつか種子島宇宙センターで打ち上げが見たい!

天気悪いと延期だからいつ打ち上がるのか、ある意味博打みたいなもんですけども。

しかもギリギリまで打ち上げ日、公表されないんですよ。

前もって予定が立てられないじゃないの。

 

ロケットと言えば、好きな映画。『アポロ13

トム・ハンクスが親指で月を隠したり見せたりするシーン大好きです。

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一番、もえるポイントは爆発後、

船内にある物だけを使って、生命の維持をしないといけない、、というところでしょうか。

何とか助けようとするNASA管制局との掛け合いがたまりません。

これは実話ですから、SFみたいなワクワクする感じは全くないですね。

むしろサスペンス。

人というものは、一旦地球を離れると宇宙では孤独で無力ということを

強く感じずにはいられません。

 

ゼロ・グラビティ』も恐ろしく孤独な映画でした。

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無音、孤独、重力もなく、

大気もないから手をバタバタってしても、水の中を泳ぐような抵抗もない。

もちろん前にも進めない。

何かの拍子で動き出したらそのまま動き続ける。

おそらく宇宙服を着ていると自分の呼吸音だけが唯一の音でしょう。 

宇宙に放りだされてしまったら、

宇宙服にある酸素がなくなってしまったら、

自分の呼吸音を聞きながら、気が遠くなって死んでいくんだろうな。

ぞっとするほど恐ろしい。

 

#やっとSF

パイソン

以前毎年11月頃になると映画『ソウ』シリーズの新作が公開されてたのが、

懐かしく思えるスポっ子です。

 

ソリッドシチュエーションホラーのジャンル、大好きです。

怖いってより、その先の展開が常識の範囲でないのがとてもワクワクします。 

ソウ [Blu-ray]

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霊がどうーとか悪魔がーとか全然怖くないんですけど、

こういう人間の狂気に背筋がゾクゾク。 

やっぱ世の中で一番怖いのは人間でしょうな。

 

さてと、パイソン。

近いうち仕事でプログラム言語Pythonを扱うことになりそうなので、

お勉強してたんですが、

名前の由来、蛇だろうって思ってたら、まさかのモンティー・パイソンのパイソン!

言語開発者が熱心なファンだそうで。

 

一気にテンションあがる。

イギリスの皮肉が効いたコメディ、闇も感じる。

うまく言えないけど。好きな世界観。

してその中のメンバーに、好きな監督の一人であるテリー・ギリアム

 

中でも好きな作品は『フィッシャー・キング

2人の大の大人の男の友情物語。

深く傷ついて、人を信じることをやめた男たちが再生していく物語。

こういう夢物語があってもいいんじゃないか。

そう思わせてくれる映画です。

 

#パイソンって名前だけでこの脱線、、

サルトル

某公共放送局の100分de名著見て、本読んだ気になるスポっ子です。

どうぞよろしくお願いします。

 

録画してたの第2回まで一気見。 

サルトル『実存主義とは何か』 2015年11月 (100分 de 名著)

サルトル『実存主義とは何か』 2015年11月 (100分 de 名著)

 

 

人間とは何者でもない。

人生に意味はない。

自由は不安。

必然ではなく偶然。

だからこそ意味のあるものにしていくのだ。

 

哲学っていいですね。

漠然と思ったりしていることが定義されていく感じ。

一人だけど一人じゃない感じ。

 

授業とればよかった。

ぱんきょー取ったの、心理学と経済。

興味はつきない科目だけど自分の中の役に立ってるのかしら。

あ、オイコノミアは好きな番組です。

 

科学的なのと哲学とか神とか人の思考を突き詰めていくのとー

図らずも同じベクトルになっていくことあるような。

 

そんな一稿目。

サルトル、次回放送も楽しみです。

嘔吐 新訳

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#主人公ロカンタンが感じた吐き気。実体が意味を失くしていく感覚。。

#ゲシュタルト崩壊に近いのかしら。